デパートが建設資金を出した駅とは?

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珍しく企業名が駅名となっている地下鉄の三越前駅

この駅は、三越が資金提供して作らせたことで知られています。

昭和初期、地下鉄が本店近くを通るという情報をキャッチした三越は、

早速、東京地下鉄鉄道株式会社にこう提案したという。

「地下鉄建設ではぜひ三越前に停車場を作り、地下鉄から直接デパートへ出入りできるようにしていただきたい。停車場建設に伴う費用は三越で負担します。」

資金繰りに苦しんでいた東京地下鉄は、この話に飛びつくのです。

そして1932年(昭和7年)4月29日に三越前駅が開業しますが、

三越は工事費用の約46万円(現在の金にして約10億円)を負担する代わりに、
駅名を「三越前停車場」として、三越は駅の飾り窓を無償で宣伝用ウィンドウとして利用したのでした。

恐るべし、三越!!

三越のルーツは?

江戸時代の1673年(延宝元年)に呉服店の「越後屋」(ゑちごや)として創業します。

現在では当たり前になっている正札販売を世界で初めて行い、当時富裕層だけのものだった呉服を、広く一般市民のものにしたのです。

現在の商号「三越」は、三井家の「三井」と創業時の「越後屋」からとったもので、1904年に「合名会社三井呉服店」から「株式会社三越呉服店」へ改称した際からのものです。」

2011年4月1日に伊勢丹と合併して発足した(存続会社は三越)「株式会社三越伊勢丹」の運営となりました。。

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